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【コラム】トイレの歴史と進化

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【コラム】トイレの歴史と進化

先週末にLIXILさんの東京ショールームで開催された【衛生陶器事業70周年記念 2016年商品発表会】成る、LIXILさんの歴代トイレが展示されているショールーム展示会に出席して参りました!
水だけで汚れがスッと落ちてしまう最新技術から、足踏み式ウォシュレット時代までさかのぼったトイレの歴史を存分に勉強させて頂いた一日をお届けします。

始めに新商品説明会。
キッチンや洗面化粧台もリニューアルされるようでその商品説明と、今回の目玉はなんといってもトイレ!
【100年クリーン】をコンセプトに、『アクアセラミック』を施したトイレがこの日お披露目されました。
LIXILさんの最新技術『アクアセラミック』(※特許申請)は、今後標準搭載されていく素材だそうです。
100年先も綺麗なトイレ=買い替え不要を定説にしてしまうLIXILさん。
発展途上国に対して、衛生環境を改善するプロジェクトに取り組まれていたりと、エコや環境改善を意識されているLIXILさんの新たな挑戦を感じる内容でした。
細かくみっちり新商品のご説明を頂き、LIXILさんのセールスマンの営業力(=トーク力)に圧倒されつつ 説明会を後にしてショールーム展示会へ!!

エントランスには恍惚に輝くスワロフスキーが全面に施されたトイレがお出迎え・・・!!
さすが世界のLIXILさん・・・やる事が本当に面白くて派手www

全部で7万2千粒のスワロフスキークリスタルが貼りつけてあるだけあって、写真じゃ納まりきらない輝き・・・!!!本物は本当に素晴らしく光輝いていてとても綺麗でした(*´∀`*)◎

会場内入ってからは歴代のトイレたちがずらり。
洗浄トイレの発祥はアメリカということ、みなさんご存知でしたか!?
日本が発祥だと思っていたので大変驚きだったのですが・・・はじめは医療用トイレとして痔の患者さん用に開発されたのがきっかけで日本にもその技術が渡り、今では家庭用として大きく普及したということです。
医療の進歩と力って本当に偉大!!(←話が発展しそうなので一部内容は割愛させて頂きます。笑)

洗浄便座といってもスイッチでピッと押して心地良いシャワ~なんていうのは最近のこと。
昔は足元にあるスイッチ(?)を踏み込んで水がビーッと出るという仕掛けだったそう。もちろん、温水なんて出ません。
内容も徐々にグレードアップし、水>>風>>温水>>シャワ~といった感じで洗浄便座は徐々に進化を遂げ、今に至ります。

トイレ本体も様々な進化を遂げ、始めは重くてしょうがなかった本体一体型の陶器製トイレが、便器とタンクが分けられるようになりより軽量化が進んでいます。
さらなる軽量化と技術の進歩で、今ではタンクレストイレ成るものが主流となりつつありますよね!

余談ですが、、、筆者の実家も去年、トイレがタンクレスになりすっきり広々した快適空間に生まれ変わりました!

これは『アクアセラミック(左)』と従来の『セラミック=陶器(右)』の比較実験です。
「ベン」と書かれた赤いハンコを両方に押し、そこに水をかけた状態です。
左のアクアセラミックには赤いハンコが押されていない!?実は、水の力で既にハンコが浮き出てしまって消えている状態なんです!!よ~く見ると、赤い繊維が浮遊しているのがお分かり頂けますでしょうか?
これ、本当にすごい技術です!!
もちろん、右の陶器製についた赤いインクも、こすればすぐに取れます。
この『アクアセラミック』の成せるすごい理由というのが【超親水性】という力。
『アクアセラミック』自体が水にすごくなじみ易い素材だから、セラミックについた汚れを、セラミックと汚れの間に水が入り込んで汚れを浮かしてくれるというわけです。
もうアクアセラミックで出来た食器とか発売しちゃったら購入間違いなしですね!!

長々とLIXILさんの回し者並みに熱く語ってしまいましたが・・・(照)
とにかくすごかった!LIXILさん、【衛生陶器事業70周年記念展示会】開催おめでとうございました!!( ^)o(^ )

最後のこの一枚、はたまた金ピカに光るこのトイレ!
こちらは2010年の上海万博で展示された金のトイレ◎
会場前スワロフスキーのトイレ同様、光っておりました・・・!
キラッキラのトイレに目を奪われつつも、しっかりとトイレの歴史を学ばせて頂いた素敵な展示会でした◎
トイレの特別展示は終了していますが、東京ショールーム内で随時商品案内はされていますので、興味のある方は是非、足を運んでみて下さいませ!

<ハウスクリニックにて施工!タンクレストイレ【satis】の事例はこちら!!>

https://houseclinic.co.jp/works/1775/